噛みわせと姿勢の関係
2017年08月02日 10:45
多くの方が、噛み合わせが悪いから、肩が凝りやすい、偏頭痛がする、気が滅入るといった症状をなんとなく実感しているのではないでしょうか。
噛み合わせと姿勢は相互に深く関係していて、噛み合わせから姿勢が悪くなることもありますし、姿勢が悪いせいで、噛み合わせが悪化してしまうことがあります。
どちらにせよ、噛み合わせが悪いと、姿勢に悪影響を及ぼすため、歩いたり、運動するときに、全身の筋肉をバランスよく使うことが難しくなります。(歯科用マイクロスコープ)
若いときはある程度、最低限体を動かしているので、そこまで左右差を感じなくても、年齢を重ねていくうちに、徐々に使っていない側の筋肉が衰えていくスピードが早くなり、歩くときにうまく歩けなくなって、転びやすくなってしまいます。
そして骨密度は徐々に低下していくので、転んでしまったことが原因で、骨折、さらにひどい場合は、そのまま立ち上がるのが難しくなって、介護が必要な状態にまで悪化してしまうことがあります。
決して珍しいことではなく、骨粗鬆症の方では転んでしまったことが原因でそのまま寝たきりの生活を強いられてしまったという方もいらっしゃいます。
こういった介護の面でも骨密度低下を予防するだけでなく、普段から転ばないように運動と、そして噛み合わせ、歯を大切にしておくことが重要ということです。(歯科矯正用製品)